タイから日本へ荷物を送る方法(日本から見ると輸入・タイ側から見ると輸出)には、様々な方法があります。個人の場合は余り量が多くない事が予想されますが、その場合は手持ちで持って帰る方法(ハンドキャリー)がありますが、以下はそれを除外して記載しています。
■ 航空便
タイは日本への直行便、経由便などが多く就航しているので諸外国に比べるとエアー便(航空便)が安いようです。航空便は基本的にドアTOドア(日本での通関、指定住所への配達まで含まれます)と空港止め(空港への通関は自身で手配、持ち帰り)があります。航空便の空港止めは発送時に条件などがあり、一般的ではないですが、生物・植物の運送に使われる場合もあります。
■ 船便コンテナとの比較
航空便(エアー便)との比較されるのが船便(コンテナ)ですが、タイの場合は日本との旅客便が多いので、条件によってはエアー便と変わらない場合があるので、同じくらいの価格の場合は運送期間(飛行機3〜1週間・船1か月)を考えるとエアーの方が都合が良い場合があります。
■ 船便(コンテナ)
ある一定量を越えると、どうしてもコンテナで輸送が必要となると思います。コンテナを使い慣れている方には、何ら問題はないと思いますが、航空便に慣れていて、船便を使ったことのないかたには、敷居が高いと思いますが、船便は貿易(輸出入)の醍醐味だと思います。
また、コンテナの利用の際には日本の港に到着してから、通関業務と陸送を自身で手配をしなければなりません。それらの業務を代行してする業者もあり、通関業者、や乙仲(おつなか)と呼ばれています。コンテナを利用をする場合はインボイス(INVOICE)やパッキングリスト(PACKINGLIST)などの必要書類の徹底が求められます。
混載、フルを含めてサポート致します。弊社で全て代行することが可能です。
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■ 混載(LCL)
コンテナと言っても、全てを借りないといけないわけではありません。この場合は、1本のコンテナを数か所の顧客の荷物を取りまとめてお送りする方法です。この方法が効率的な場面もあるので、フルコンテナと使い分けされていますが、荷物の破損などの問題もあるようです。ただ、主要の港の場合は多くの船が就航しているので、混載の方が経済的な場面も多いです。
■ フルコンテナー(FCL)
この場合は、コンテナを一本丸ごと貸し切ると行くことで、コンテナごとに荷物を管理することが出来ます。ですので、特殊な荷姿や特殊な荷物を送るときにも使用されます。コンテナは20フィートと40フィートのサイズが一般的です。混載同様にインボイス、パッキングリスト、原産地証明などの書類の作成の徹底が必要です。 |