先に結論
タイでは、アンティークビーズ、民族調の衣料や小物、シルバーパーツなど、魅力的な商品に出会う可能性があります。しかし、見た目が古いこと、店員がアンティークと説明したこと、本当に年代や由来を証明できることは、それぞれ別です。
仕入れでは、商品の魅力と一緒に「何を根拠に説明できるか」を持ち帰る必要があります。物語は商品価値になりますが、物語だけを輸入するわけにはいきません。
NISSHO TRADEが現地でできるのは、売り手の説明をそのまま日本語にすることだけではありません。どこまで確認でき、何が未確認なのかを分け、仕入れ後の販売説明まで考えて質問と記録を重ねることです。ただし、年代や真贋を専門鑑定として保証するものではありません。
まず言葉の意味を整理する
「アンティーク」「ヴィンテージ」「民族もの」「ハンドメイド」「シルバー」などの言葉は、店舗や販売者によって使い方が異なる場合があります。
製作年代、使用済みか加工した新品か、製作地域と作り手、素材、純度表示、修理の有無、現地製か輸入品か、裏付け資料の有無を確認します。資料がなければ、確認できない内容を日本で断定して販売しません。
同じように見えて価格が違う理由
価格差には、年代、希少性、素材、手作業の量、状態、修復、作り手、流通経路などが影響する可能性があります。一方、単に店舗や販売条件が違う場合もあります。高いから本物、安いから偽物とは限りません。
法律・輸出入の確認
古い物、天然素材、動植物由来素材、木材、骨、皮革、文化財に関係する可能性のある商品は、輸出入や販売に確認が必要な場合があります。CITES等の対象かどうかは、種、素材、加工状態、原産地などで判断が変わる可能性があります。
旧相談記事の回答を現在の法的判断として使わず、商品ごとに確認します。確認できない場合は、取り扱わない判断も必要です。
「分からない」を価値のない情報にしない
仕入れの現場では、すべての由来が判明するとは限りません。その場合に大切なのは、想像で空白を埋めることではなく、確認できた範囲を残すことです。
例えば、「店主は北部由来と説明」「製作年代を示す資料なし」「素材は現地説明では銀だが純度未確認」のように、説明した人、確認できた事実、未確認事項を分けて記録します。これは商品の魅力を弱くする作業ではなく、お客様へ誠実に紹介するための土台です。
写真、店の情報、領収書、素材説明などを一つの記録として保存しておけば、追加確認や再仕入れにも役立ちます。
相談時に必要な情報
- 商品の全体・細部写真
- 店舗から受けた説明
- 素材とサイズ・重量
- 希望数量
- 日本での販売方法
- 由来を示す資料の有無
- 発送先と希望時期
入会金・会費・年会費はありません。商品探索、同行、代行、確認作業、検品、梱包、発送など、利用するサービスの料金と実費が必要です。送料、為替、梱包費、書類費、専門確認などは案件ごとに案内します。
相談内容がまだ固まっていない方へ
商品名や依頼するサービスが決まっていなくてもご相談いただけます。商品写真、希望数量、予算、納期、販売方法など、分かる範囲をお知らせください。現地同行、オンライン買付け、仕入れ代行、商品探索、検品、梱包、発送から、お客様に合う進め方を整理します。


